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「汚染がれき」焼却、清掃工場から放射性物質を放出か

 宮城県女川町の「汚染がれき」を東京都が受け入れた問題で、品川、大田の両清掃工場での試験焼却後、敷地境界の一部で空間放射線量が上昇したことが判明。さらに環境省の一般廃棄物焼却施設における排ガスのモニタリング結果で、福島県内2ヵ所の焼却施設の排ガスから放射性セシウムが検出していたことが明らかになった。「放射性廃棄物」を処理することを想定していない清掃工場等での焼却は、大気中に放射性物質を大量に放出する可能性があり、子供たちや周辺住民が被曝の危機に直面している。

 東京都内で宮城県女川町の「汚染がれき」を焼却する事業主体は、東京23区が分担金を拠出する「東京二十三区清掃一部事務組合」。同組合によると、清掃工場は、東京都内で20カ所ほどになる予定。「汚染がれき」焼却に伴う放射性物質の放出について、同組合は宮城県内での試験焼却結果を解析し、「放射性物質はろ過式集じん器で捕集され、煙突排ガス中の放射能は不検出であった」と主張しているが、放射能汚染が深刻な福島県内では、2カ所の一般廃棄物焼却施設の排ガスから放射性物質を検出。「須賀川地方衛生センター」と「伊達地方衛生処理組合清掃センター」が放射性セシウムを大気中に放出し、周辺住民は被曝の危険にさらされている。品川、大田の両清掃工場での試験焼却後、敷地境界の一部で空間放射線量が上昇したことも確認されているが、同組合は、測定時の風向きや温度、湿度などの気象条件や測定の精度などの詳細を明らかにしておらず、住民に対して説明責任を十分果たしているとはいえない。

 福島市の「あらかわクリーンセンター」では、集塵機能の高い「バグフィルター」を使っていたにもかかわらず、「バグフィルター」を通り抜けたとみられる放射性セシウムが大気中に放出される寸前の煙突部分で検出された。環境省が放射性セシウムの捕捉に有効とする「バグフィルター」が放射性物質を捕捉しきれなかった衝撃は大きく、関係者に困惑が広がっている。
 清掃工場内や焼却炉が放射性物質で汚染されるため、事故やトラブル発生の際、修理等の対応が困難になる可能性が高い。さらに焼却施設や焼却炉で故障やトラブルによる火災が発生したり、爆発で破損した場合、施設周辺だけでなく東京都内など首都圏全域に放射性物質が飛散、降灰する恐れもある。まさに規模の小さい「福島第1原発事故」が東京都内で発生する最悪の事態も考慮しなければならない。

 汚染がれきを焼却すれば大気中にセシウムを放出されるのは明らかで、排出先の現地で放射性物質の焼却専用の施設を建設して安全性を高めた処理で対応するか、管理型処分場で保管するなど放射性物質の封じ込めが必要だ。 放射性物質の拡散は最悪の選択肢で、封じ込めが現時点で最も有効な対策といえよう。
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