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本当なら、赤ちゃんは泣きながら産まれてこない

   暴力なき出産

私たちの多くは、出産の際に赤ちゃんが大きな声で泣くのが当たり前だと思わされている。赤ちゃんが泣かないと、健康に問題があるのではないかと心配する。しかし、それは嘘だと言う人が現れた。フランスの産婦人科医フレデリック・ルボワイエだ。ルボワイエ博士は一般的な西洋産科術に疑問を抱き、インドに渡り、インドの産科術を学んで帰った。その後、インドでの体験をもとに「暴力なき出産」という本を著す。

「暴力なき出産」では、新生児に対してどのような暴力がおこなわれるのかをあばいている。そしてその結果、赤ちゃんは泣き叫ばざるを得ないことを訴える。

胎内から出てくると、まず強力な光にさらされる。いままでずっと母親のおなかのなかの暗がりにいたのに、急に目もくらむライトの下にさらされるのだ。この体験で赤ちゃんは目を開けることを怖がるようになる。生まれるとすぐ、へその緒を切られる。赤ちゃんの都合などない。肺にはまだ羊水が残っているかもしれない。自然にしていれば赤ちゃんはしばらくして自分で呼吸をはじめる。ところが、その準備が整わないうちにへその緒が切られ、無理矢理呼吸をさせられるのだ。うまく呼吸ができないと、背中を叩かれたり、逆さに吊される。そして体重を計るのに、冷たい金属トレイの上に置かれる。いままでずっとあたたかい羊水のなかにいたのに、出てきた途端にそんなところへ置かれるのだ。泣かずにいられるだろうか。

インドでの出産は、すべてが赤ちゃん中心に考えられた出産なのだそうだ。出産の際は暗がりの中で。出産前後には妊婦は静寂のなかに置かれる。出産も自然の流れにまかせる。そのようにして生まれる子どもは、すぐに目を開き、笑う。西洋産科術で生まれた子どもは生まれてすぐに目を開くことはなく、笑うには何週間かかかるそうだ。驚くことにかつて欧米では生後二ヶ月以内に笑う子どもは乳児微笑症候群といって、病気扱いされたそうだ。


   ベルギーの水中出産

一九九六年、ベルギーのオステンドという港町にある総合病院を私は訪ねた。そこにある水中出産の施設を見学するためだ。

その病院ではまず、普通の西洋産科術で産むか、水中出産で産むかを選ぶことができる。多くの女性が水中出産を選ぶが、水中出産に不安を持つ人や、水に恐怖心を抱くような人に無理に勧めることはしない。妊婦が水中出産を選ぶと、ワッツと呼ばれるプログラムに参加するよう勧められる。ワッツとは、water shiatsuの略だ。夫婦でプールに入り、夫が施術者となり、妊婦を水のなかでリラックスさせる方法である。ワッツをおこなうことにより、妊婦は水の中でどのようにしてリラックスするかを学ぶ。もちろん夫とのきずなを強くすることにもなる。

出産時には水中出産室に入る。そこには広さが夫婦ふたりで入るのにちょうど良いプールがある。深さは中心部がほぼ二メートル、そこから階段状にプールサイドへと深さが変化している。そこに夫婦で入り、ワッツをおこなう。妊婦は水に入ると陣痛が軽くなる。そこで出産直前までふたりで過ごす。普通の出産なら陣痛が来る度に妊婦は汗をかき、緊張していなければならないが、このプールでワッツをすることにより、妊婦はあまり緊張せずに出産のときを迎える。

出産の際にはそのプールからあがり、出産用のバスタブへと移る。出産用バスタブは透明な樹脂でできている。透明なため、出産の様子がたいへんよく見える。照明は赤ちゃんがまぶしくない程度に落とす。出産用のバスタブには体温より二、三度ぬるい生理食塩水がはられる。バスタブの水が生理食塩水であるため、出産を急ぐ必要がなくなる。水中出産というと、多くの人が赤ちゃんが窒息するのではないかと心配するが、実際には赤ちゃんが窒息するということはまずない。出産時の赤ちゃんの窒息は、空気が吸えなくなるということが問題のように一般的には思われているが、実際に問題なのは、出産中にへその緒が機能しなくなることが問題なのだ。空気中にへその緒が出ると、その瞬間から乾燥が始まり、ある程度乾燥するとへその緒に血液が流れなくなる。すると赤ちゃんは栄養や酸素が得られず窒息する。だから、へその緒が機能を失わなければ窒息は起こらない。生理食塩水中での出産はへその緒が乾くことがなく、時間をかけて出産をおこなうことができるのだ。だから逆子の出産も水中出産でおこなうことによって安全におこなわれる。水中に生まれでた赤ちゃんは、その時点で目を開き、場合によっては笑っていることもある。へその緒さえしっかりしていれば、赤ちゃんはしばらく水中で遊んでいることもできる。母親がそっと抱きしめて水から出すと、そのときはじめて赤ちゃんは肺での呼吸をはじめる。呼吸がしっかりできるようになってから、へその緒を切る。こうすると赤ちゃんはほとんど泣かずに産まれてくる。なかにはニコニコとしながら産まれてくる赤ちゃんもいる。

こうして産まれてきた赤ちゃんは、その後の育て方にももちろん影響されるが、往々にして明るく元気な子に育つと言われている。


http://www.t3.rim.or.jp/~yoji-t/taiji2.html

とても興味深い報告だ。本当は赤ちゃんはニコニコするものなのだ、というのは大きな発見だ。
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1 ■無題

こんばんは。大変に興味深い記事をありがとうございます。

色々な角度で掘り下げたい内容ですね。

2 ■(/ロ゜)/

そうなんですか?
分娩台での出産、臍の緒を切ることも、
なんの違和感もなく経験していました
一週間前に娘が出産しました。
泣き声が大きいと喜んでいましたが
これは間違いだったのですね
ただ体重は、ちゃんとふわふわタオルに包まれて量ってもらってました

3 ■こんにちは

>川又清澄(キー坊)さん
生命の神秘というのは、人間の知では解らない事が盛り沢山だと思います。
限りないテーマで面白いですよ?

4 ■水中出産などで産まれた赤ちゃんは

>楓さん
ニコニコ焄笑うようですね。でももちろん無表情なのはよくないと思います。

赤ちゃんは母親のお腹の中にいたときの事を覚えていたりしますし、この頃の記憶は一生物。いろいろと大事にしてあげたいものです

5 ■産まれて暫らく

泣かなかったあたしはおかしいのではないかと逆さに吊され、看護師さんにお尻を叩かれ漸くしてやっと泣いたそうです。

今、色んなお産の方法がありますが、インド式は興味深いですね。

6 ■そう

>みちさん
赤ん坊がニコニコしてるのは別におかしくはないんですよ。

間違った前提で医療を行ってる部分があるから、今の日本の医療は怖いところがありますね

7 ■初めまして

すごく興味深い記事でついコメントを書き込んでしまいましたヽ(゚◇゚ )ノ

私はまだ出産の経験はないのですが、
インド式か水中出産、どちらにしても赤ちゃんが笑って産まれてくるようにしてあげたいと心から思いました☆

この様な記事を読ませて頂きありがとうございました(*^o^*)

8 ■Re:初めまして

>Shizuさん
こんにちは

出産というのは奥深いもので、まだまだ人間にはわかっていることは少ないです。
胎児はおなかの中での記憶を持っていたりとすごいです。
リンク先にはもっと興味深いことが書かれてあったりするので、ご覧になればもっと驚きかと思いますよ?
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