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菅政権の経済政策とは

菅新政権が明日正式に発足することになる。

ツイッターやブログ上では、いろいろな憶測や思い込みが飛び交っている。小沢派を外した形の体制になることで、小沢さんを応援していた人たちからは批判を受けている。そして小沢氏に批判的な人達からはいくつもの要望が上がったりしている。

私が思うのは、小沢?反小沢(個人名の前に”反”って付くのはおかしくない?!)という二者択一では物事の大事な部分を見過ごしてしまうな、ということだ。

そこで、菅さんの経済政策についてちょっと語ってみたいと思う。

菅さんは去年積極財政派の亀井さんと補正予算に関してバトルをしていて、菅さんが2.7兆円に対し、亀井さんは10兆円と強く主張した。(亀井氏vs菅氏 「二番底バトル」勝負の行方)結局これは7.2兆円ということになって補正予算が通過した。

また、菅さんは同じころ構造改革派の竹中平蔵とバトルしている。(菅副総理と竹中元経財相がバトル 成長戦略めぐり議論)この議論もまた平行線で、菅さんと竹中(当然呼び捨て)の間の溝が大きいこともはっきりしている。

積極財政路線でも、その反対の構造改革路線でもないというのが菅さんの経済政策なんだということが解ったのだけれども、さてそれでは菅さんの考えている経済政策とはどういうものなのだろうと疑問に思っていた。

そこで、今日ツイッターで、菅さんが「誤解だらけの構造改革」という本を周りの人に勧めていたということが流れていた。これはどういうことを言っている本なのだろうと調べてみると、小泉竹中の構造改革を批判しながらも、単純な積極財政を進めるのでもない内容だった。(小野善康著「誤解だらけの構造改革」の紹介

この本から二つほど私の興味を引いた部分を抜き出してみた。

”…単純な公共事業反対派は、失業という形で、無駄な公共事業と同じく貴重な労働資源を無駄にしているのにもかかわらず、そのような認識すらなく、自分の主張は無駄を減らすのに役立つと確信している。正義感にあふれ、罪の意識がまるでないのである。”

“現実に失業者があふれているとき、彼らを活用することを考えるべきだという主張に対し、これに反対する構造改革派のもうひとつの論拠として、非効率部門の温存がある。しかし考えてみれば、もっとも非効率な部門は失業部門だから、曲がりなりにも働いている人を辞めさせて失業を増やしておいて、そうしなければ非効率部門を温存すると非難するのは、まったく筋違いである。”

この本の趣旨のひとつは、市場に失業者が溢れているということは、それだけ貴重な労働資源を無駄にしているということである。これは間違いなく正しい。失業者が何かの仕事に就いて働けるだけでも、それだけ労働力が有効活用されているといえる。

今の日本の失業率は公には5%前後とされている。潜在的には10%前後とも言われている。

例えば単純に次のように考えてみよう。
今の日本の労働力を100と仮定してみる。もし、失業率が5%から0%になったと仮定すると、その時の労働力は今より、

100×(100÷95)=約105(%)

ほど増えることになる。

また、失業率が10%から0%になると、

100×(100÷90)=約111(%)

に増えることになる。

失業者を減らすだけで労働力は単純に増えるということになる。

もちろん失業率0%なんていうのは、現実世界にはないことだけれども、これが1%や2%になるだけでも、労働力が単純に増えるのはわかると思う。

菅さんの考える経済政策というのが、今までよくわからなかったのだけれども、この視点で考えていくと管さんが今まで発言してきたことが結びつく。

単なる構造改革でも積極財政でもない方向を、菅さんは考えているのだと納得できる。そして、多分その方向で行けば、日本の経済は少なくとも悪くはならない。

3年か4年か、民主党政権は続くことになるだろうから、その間に今までの自民党政権下の問題をあぶりだしていくことも可能になるだろうし、私は菅民主党に期待できるものは少なくないと思う。
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